2013年07月12日

Sさん家の問題


昨日、Sさんの奥さんが、先日マンションの階段をSさんといっしょに降りたら、
Sさんが急に体を回転させ、危うく転げ落ちかけたとおっしゃった。

Sさん、進行性核上性麻痺。パーキンソン病に似ているといわれているが、
Sさんを見ている限り、すくみ足のほかは全然違う。
手が普通に使えるし、うつどころか危ない時でも笑ってるし。


昨日もえらいこっちゃと階段昇降を実際やってみました。

下りは頭から突っ込みそうになってるのに足を交互に出して降りる。
すごいスピードで、怖い怖い!
上りはつま先4センチくらいしか階段にかけなくて、両足そろえで上って行くが
階段にしっかり足をかけるようにすると、今度は体が後ろに反ったまま足だけ交互に出す。
これまた、怖い怖い!

奥さんと私が、必死に捕まえておさえる。
Sさん、ひゃ、ひゃ、笑いながら動きを止めない。

この病気の特徴で、深刻感がなく多幸性。
どれだけ転ぶからと注意してあっても、突然動き出す。
このことは奥さんも知ってるはずだけど、
(本人もケロっとしてるし、まさかパパが認知症には・・・)
との思いもある。


パーキンソン病に似てるなら、意外に階段はうまくいけると思ってましたし、
エレベーター使ってますと聞いていたので、大丈夫と思ってましたが、
これほど深刻だとは。
奥さん曰く、「運動不足になるからと思って。」と。
いやー、共倒れしますよ。必然、階段は禁止。

実は、このお家、奥様も自称、楽天家。
それもいいんですが、ちゃんと応じたケアしていたら、
ここまでひどくならずに済んだってこともあるんです。

逆にそういう面では保守的。
自分たちのやり方を変えるのが嫌ってところも強い。
でもそれは、楽な方法のようで能率も悪いし危険なときもある。


奥様が気にしている運動不足は、マンション前を歩くことにし、
安心していただいて、あらためてSさん家とのかかわり方を
今一度よく考えねばと思いました。

思っていたよりも、慎重な対応が必要そう。




<追記>

帰宅してからも、うつうつと落ち着きませんでした。

夕方、おつかいものの買い物へ。
行きつけのおせんべい屋さんです。
いつものおかあさんがいなくて(夕飯の用意かな?)、
おとうさんが1人でお店番をしておられました。

箱詰めしたもらって代金を払ってお店を出ようとしたときに、
おとうさんが「おまけ。」と。

ABCカステラ


わーい!ABCカステラ!!


「これ好きなんです!でも今日はガマンしたんです!嬉しいですぅ!」

おとうさん、にっこり。

おとうさんの笑顔とお気持ちで、スッと心が晴れたあかねです(^^)




posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/70831697

この記事へのトラックバック