2012年10月12日

生命ってホントに不思議。


昨日は、寝たきり状態だけどふっくらのMさんと、
床に座っていざり移動ができるNさんにお会いしました。


Mさんは、腕も脚頭も体も、まったく自分の力では動かせません。
声も出ません。1日のほとんどを眠ったまま過ごしておられます。

食物を飲み込むこともできませんから、栄養は胃に穴を開けて
そこから注射器で栄養液を入れています。

ビタミン、ミネラル、たんぱく質にカルシウム・・・・
必要な栄養はしっかり摂れているので、ツヤツヤ、ふっくら。

腕回りや脚もけっこうどっしり。
しっかりお肉が付いています。


ですが、


実はそれは、お肉じゃなくてすべて脂肪なのです。

よくよく深いところまで触ってみると、筋肉がどこにあるのか?
触れることができません。

見た目、普通のように、ふくらむところはふくらんで、
しまるところはしまっているように見えるのに・・・。



床に座っていざり移動するNさんは、膝裏の筋肉が緊張して短縮してしまっていて、
立つことができず、尻もちをついた姿勢で腕の力で床を押して、
お尻をにじりよせるように移動します。

もともとあまり食べないのに、一日、腕の力を使って、
ヨイショ、ヨイショ、と移動しているので、
ガリガリにやせ細り、腕や脚は棒きれのようです。

でも、寝たきりのMさんよりも、しっかり筋肉に触れることができます。



そんな二人を比較してみても、生命って不思議だな〜と思うのです。


筋肉を鍛えて体を作ることはあたりまえのように分かるのですが、
筋肉が無くても、ヒトの体は、皮膚や脂肪組織が自分の使命である場所、
つくべき所にしっかりつき、締めるところは締め、ヒトの体というカタチを作る。

まるで、皮膚や脂肪組織が独立したように生命の営みを行っているよう。



Mさんの病気は体のいろんな機能が委縮していく病気ですが、
ちゃんと別なところで新しい皮膚や脂肪ができているのですね。


わたしたちの体は、たくさんの細胞がそれぞれにそれぞれの営みを
ちゃ〜んと行っているのだと思うと、

感動!しちゃうんですよ。。。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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