2012年04月13日

瀕死の赤ちゃん



先日乳児健診で出会った子。

頭から足の先までカサカサに皮がむけて、
おなかはペッチャンこ。

太ももや腕は、深い皺となって、目は半開き、髪の毛も抜け、
手足を辛うじて動かすが、首はブランブランだった。


赤ちゃんって、ぷくぷくしてるもんでしょ!


いったいこれは!?





健診医がお母さんに訊ねると、皮膚科に通っているという。

治療は保湿軟膏をもらっているだけ。

即、大病院へ連絡。

(あれは、どうみても脱水状態やん!)

保健師さんが言った。

健診に連れてくるレベルの問題じゃない!

でも、来てよかった。
来てなかったらどうなっていたか・・・。




昨日、その子が通っているというK皮膚科のサイトを調べた。

すっきりとまとまった綺麗なサイト。

院長は大阪大学医学部出身。たくさんの学会にも所属。


治療方針に、こう書いてあった。


体質や個人差、病状を考慮して治療法を組み合わせていくことも必要となってきます。
したがって、患者さんと一緒に考え理解を深めた上で治療法を決定していく
プロセスが重要であると考え、そのように努めたいと思います。

・・・・

皮膚は人体最大の臓器であり、外界と内臓の境界を形成し
常に外部環境からの種々の刺激にさらされている場です。

それだけでなく「皮膚は内臓の鏡」ともいわれ、
内蔵機能やストレスによっても影響を受け様々な症状が現れます。


原因検索を行うとともに個々の患者さんにあった治療を目指した診療を
心掛けたいと思いますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。




嘘や〜〜〜〜、診てへんやん!


難しい疾患ならいざ知らず、素人がはたから見ても異変に気付く状態なのに、
なんで気づかないのでしょう。



患者の皆さま、肩書きに惑わされちゃダメです。

どんなに偉い先生でも、りっぱな事を書いてあっても、行ってみて、

(あれっ?)(←これが大事。)

と思ったら、行くのを止める勇気も持ちましょう。


偉い先生だから、そんなはずはない・・・きっとそのうち・・・

と思っているうちに手遅れになるってこともあるって。





<追記>

この赤ちゃんのお母さんは、初めて赤ちゃんを見たわけでなく、
2人目の赤ちゃん。
重大なことになっていると気がついたのは、今回の健診に来て。
水様便が続いている、痩せてきた、それでも「おかしい」と感じなかったと。
安心してたんでしょう、皮膚科といえど、お医者さんにかかっている
ということで。
そんなことがあるんですね、この時代の人間の感覚ってのは。。。




posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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