2011年08月18日

奥さんが入院拒否・・・困りました。


3週間前、パーキンソン病のNさんが、尻もちをついて
腰椎を圧迫骨折してしまいました。

台所で水を飲もうとして足元がふらつき、
奥さんが振り向いたときにはすでに倒れかけていて、
支えられなかったそうです。

今日、伺って様子をみました。

Nさんは腰にコルセットを巻き、天井を向いたまま
じーっとしています。

パジャマのズボンも履いておらず、
紙オムツむきだしの姿のままです。

動くと痛がったので、とにかく寝かせていたのだとか。

わたしはNさんの腰から下にバスタオルをかけ、
そして身体をほぐしてから、パジャマのズボンをはかせ、
起こしてベッドの端に座らせました。

Nさんは痛みを訴えることなく座れました。
骨はだいぶ回復しているようです。

支えて立たせると、脚がブルブル。

すっかり弱くなっています。

奥さんの話によると、救急車でS病院に運ばれて
骨が折れていることが分かったのですが、
そこの病院は、奥さんがウワサを聞いて、
あんまり良く思っていなかった病院だったため、
入院を拒否し、その日のうちに帰ってきたそうです。


Nさんの目がみるみるにじんできました。

「帰ってきた」は いいけれど、天井見て3週間寝たまま
というのもしんどいもの。

腰は安静にしていても、動かせる腕や脚は動かしておかないと、
75歳を過ぎているNさんは寝たきりになってしまいます。

とくにNさんはパーキンソンという持病もありますしね。


「ウワサの影響は大きいよ。」と奥さんは入院拒否を
正当化しておられましたが、こんな場合は、
病院がどうのということより、Nさんの状態に合せて
判断して欲しかったところです。

他の病院も(奥さんが)通うのに遠いという理由で
断ったのだそう。

でも現実は・・・

奥さんと二人暮らしのNさん、今、これから、が
どうしようもなくなっているのが感じられました。


今まで、たくさんのお家を見てきて思うこと。

「介護の現場は、介護者の人間力で決まる。」

ご主人が倒れる場合が多いですが、
それからどう生きるかは、奥さん次第でどうにでもなりますね。

ご主人うんぬんではないです。



Nさんの奥さんとは、ヘルパー交代などでも
再三もめているそうですが・・・・

さあ、どうしましょう、ケアマネジャーさん。


このままではNさんが精神的にもまいってしまいそうです。


posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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