2020年08月28日

「あたりまえ」と思っていたことが「あたりまえ」ではないということ。

コロナ、コロナで気が張っているうちに、
あっという間に月日が経って。

春、夏・・・季節をしみじみ感じることなく、
早く時間が過ぎるのを望んでる。

なんの後ろめたさもなく、
ブログアップ、2か月半もしなかった心境に、
自分でも意外。

でも、これだけは月が変わる前に書いておきます。

今年は、年末の母の三回忌まで石川に帰ることもないなあ・・・
と思っていましたが・・・

8月7日夜9時、姉から電話。

「あかねー・・・●●が死んだ。」

●●は姉の息子、わたしの甥っ子。

母が亡くなった時も、「あかねー・・・」と話し始めたので、
直感的に誰かの不幸だと分かりましたが、まさか・・・。

だって、甥っ子はわたしよりも、ずっとずっと若いんですよ!

甥っ子は大阪で一人暮らし。
出勤してこない、連絡しても返信が無いため7日夕方、
職場の人がアパートの大家さんにお願いしてカギを開けてもらったところ、
室内で倒れていたと。

今、警察の安置室にいる、これから甥っ子を迎えに行くと言う。

姉は義兄と弟(わたしの兄)二人とともに石川を出発。
8日2時、大阪の警察署にて甥っ子と対面。
自分の息子じゃないことを祈ってましたが、
残念ながら本人だったと。

事件性は無いため、8日午後3時から行政解剖。
頭から出血、顔面うっ血していたため、
当初死因は頭部打撲によるものとされていましたが、
結果、「くも膜下出血」でした。

わたしは8日の午後、甥っ子のアパートへ。
玄関外に、潰した段ボール箱が散乱。
姉、義兄、兄二人が、室内を片づけていました。

「●●が一時悲しみを忘れさせてくれているよ。」
と、長兄。
タオルを首にかけ上半身裸になって、雑誌を束ねていました。

甥っ子の部屋は趣味の雑誌が四方の壁を埋め尽くし、
真ん中に布団が一枚敷いたまま。
大学を卒業し引っ越してきて、ずっとそこに住んでいたそう。

姉が汗と埃にまみれて、ぐじゃぐじゃになりながら、
あたりのものを雑巾で一つ一つ手にとっては拭いていました。

9日からは有休を取り趣味の登山の予定で、
登山用品を取りに石川の実家に寄ると言っていたのだと。

午後5時、姉たちとともに警察署へ。
石川から葬儀社の車が到着。
解剖後、一目会えると思っていましたが、
案内された時はすでに警察の係りの方の手で車に乗ったあとで、
手を合わせて見送りました。

そのあとすぐ、姉たちも石川へ。
次兄が運転をして帰りましたが、実は来る時も次兄が運転していて、
ほとんど寝ていなかったんです。
交代して休み休み帰ってね、と言ったのに、結局次兄が運転、
それもノンストップで帰ったそうです。
兄も眠れなかったのでしょう。

いろいろな関係でお葬式は12日に。
わたしは11日から石川帰省。

まさかお葬式で帰ることになるなんて。

まさか死ぬなんて。

思わなかった、

誰も。


母も突然亡くなりました。
そばにいてゆっくり話しして・・・と夢に描いていた介護生活、
弱っていく母をそばで見守ろうと思っていたのに、
そんな時間、まったくありませんでした。

甥っ子も、いつの日か結婚式に
新郎の叔母として呼ばれるもんだと思っていました。

あたりまえに起こると思っていたことは、
あたりまえではないんだと、思いっきり知らされた夏でした。

白山
(甥っ子初登山、のちに何度も登った 白山)



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/187851455

この記事へのトラックバック