2017年03月20日

「ペコロスの母に会いに行く」原作者秘話


昨日書いた「ペコロスの母に会いに行く」、

ペコロスさんのお母様に会いに行く、っていう意味じゃなくて、

ペコロスさんが、お母様に会いに行く、って意味なんですね。

ずっと、前者のほうだと思ってました(^^ゞ


一つずつ一つずつ、お母様は記憶を無くされ、

施設に会いに行くと、知らない人が来たと大騒ぎ。

つるつる頭を差し出すと、「なあんだ・・・」と、

自分の息子、雄一さんだと分かる。

そのうち頭を差し出しても分からなくなってしまう。

それはとてもさみしいことであったけど、良かったこともあった。

実は、雄一さんは、お父様とのできごとがトラウマのようになっていて、

自分の結婚生活も破綻。

長崎に戻り、1人になったお母様と暮らすうち、

お母様の認知症が進んで行き、

いつのまにかお母様は、お酒を飲んでは荒れ、

包丁を持ち出したお父様のことも忘れ、

とてもいいご主人だったように記憶を書き変えて行くのです。

その姿はとてもしあわせそう。

それを見ているうち、雄一さんの心にも変化が現れ始めます。

雄一さんは、お母様は、お母様のお父様を慕う姿を通して、

お父様と自分との関係のやり直しをさせてくれたのでは?

と、思うようになったそうです。

いつのまにか、若き日の包丁を持ったお父様が

遠くになって行った、と。


認知症の人に出会った時、その人がどんな人生を送ってきたのか、

思いをはせてみるととても大事なことが分かるのかも知れません。


監督もこの映画を撮った時、認知症が始まっていたのだとか。

これからもこの映画の上映は、どこかで続いて行くのでしょうね。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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