2015年01月29日

吉野弘さんの詩


NHKの番組で読まれていました。

途中から聞いたわたしは、ドキッとしました。
ああそうだな・・・と思いました。
わたしはわたしでいいんだな・・・とも思いました。
ちょっと自信が湧きました。

題名は後で知りました。
結婚する二人に向けて贈られた詩なんですね。

夫婦に限らず、人間関係全般に当てはまる気がします。


  正しいことを言うときは
  少しひかえめにするほうがいい
  正しいことを言うときは
  相手を傷つけやすいものだと
  気付いているほうがいい


わたしはここが一番印象に残りました。

あなたはいかがでしょう?



  祝婚歌 

  二人が睦まじくいるためには
  愚かでいるほうがいい
  立派すぎないほうがいい
  立派すぎることは
  長持ちしないことだと気付いているほうがいい

  完璧をめざさないほうがいい
  完璧なんて不自然なことだと
  うそぶいているほうがいい

  二人のうちどちらかが
  ふざけているほうがいい
  ずっこけているほうがいい

  互いに非難することがあっても
  非難できる資格が自分にあったかどうか
  あとで疑わしくなるほうがいい

  正しいことを言うときは
  少しひかえめにするほうがいい
  正しいことを言うときは
  相手を傷つけやすいものだと
  気付いているほうがいい

  立派でありたいとか
  正しくありたいとかいう
  無理な緊張には
  色目を使わず
  ゆったり ゆたかに
  光を浴びているほうがいい

  健康で 風に吹かれながら
  生きていることのなつかしさに
  ふと胸が熱くなる
  そんな日があってもいい

  そして
  なぜ胸が熱くなるのか
  黙っていても
  二人にはわかるのであってほしい





posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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