2017年07月13日

好きにしたらいい。


昨日、新規利用者。

90歳の女性、転倒繰り返し、多発骨折。

本人の問題と言うより、家族(嫁に出た娘)がものごとが決められず。

女性の夫(娘の父、88歳)との意見が合わず。

介護保険利用について話をしても、

その場で夫がけんか腰になるという・・・・

ケアマネもお手上げ状態で、

なんとかしてほしいと、

リハビリオーダー、駆り出される。


会ってみると夫の言うことは、常に身近にいる者として

現実の意見。

「まずは歯の治療が先決、物が食べられない。」

「ベッドの横にポータブルトイレを置かれると、部屋が臭う。
 夜は、わしが横で寝てるんだ!」

「歩行器なんて危なくて、いざという時に自分は支えられない。」

ごもっとも。

娘はあくまでも、「歩けるようにしてほしい。」

リハビリで歩行訓練すれば歩けるかもしれない、のが根底にある。

だから、

ケアマネがいろんなサービスの情報を知らせても、

どれにするか、決められないのではないか。

なにしろ、一人のケアマネを決めるのに2年かかったのだと、

ケアマネが頭を下げてきた。


昨日は結構、きつく現実を娘に伝えた。

まずはどんなことに困っているのか、日常生活を整えるのが先決では?

お風呂だって、どうするねん!

ちょっと動いても、ハーハー言ってるし、心臓だってバクバクしてんねん!

と、言い方は変えたけど、

目の前の問題を箇条書きにして、帰ってきた。

いずれにしろ、歩行訓練もせず、環境を整えることが先決だと言われ、

方針違いでリハビリキャンセルの電話がかかってきてもけっこう、

の覚悟。

ケアマネにもその由伝えた。

こういう家族は、今までだって自分たちの意見でやってきての結果だから、

好きにしたらいい。

リハビリのプロらしからぬ意見だと言われるかもしれないが、

家、それぞれの考えがあるのだから。



・・・・と言いながらも、

今後どう持って行くか、策を練っているわたくし。

根本は、もう骨折させないよう、

90歳女性の身を守るため。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記