2014年05月22日

精神のリハビリ


昨日お会いしたFさん。

85歳男性、50年前に交通事故に遭って以来、
体調がすぐれないという方です。

ここ10年間は、慢性呼吸器疾患、心不全、閉塞性動脈硬化症などなど合併し
手術も受けられ、今は在宅酸素療法で酸素の管を鼻に付けて動いておられます。


ケアマネからリハビリの依頼が来て伺ったのですが、
実際お会いしてみるとしゃべる、しゃべる・・・
口元に泡をふかし、唇の周りを白くして今までの経過を息つく間もなく喋り、
リハビリどころじゃありません。
結局は、どこの病院に行っても自律神経失調症と言われるそうです。


鼻水が増えた・・・

目が見えにくいのは緑内障?・・・

認知症になるのではないか・・・

デイサービスに行って倒れたらどうしよう・・・(病院が隣にあるのにね)


それでいて、何をどうしたいのかをお聞きすると、はっきりした答えはなく、
体のどこそこがしんどいという話に。
こちらのペースに巻き込んで、とにかく治療をと思って体に触ると
過呼吸になってこられます。


こりゃ、精神療法領域からアプローチですな。


今までで1番むずかしい患者さんかも。
「むずかしい」と思ったら、むずかしくなるので、力抜いて自分含め、
俯瞰的に眺めながら遠くのゴールを見つめ、やっていきます。


なんか学生のときのI先生の言葉を思い出すなあ〜。

「あなた、精神のリハビリやりなさい。」

はぁ〜。




<追記>

なんだかんだと言いつつも、85歳まで生きてこられたんだから、
りっぱだと思いますが。。。





posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記