2014年03月07日

セミナー受けといて無駄じゃなかった。


最近、仕事の話ばかりのような。

ええ、今、仕事に燃えてますの。

というか、

時代が変わってきたというか、

重症な方が自宅退院されるようになってきたので、
「あ」も、「う」も言うまもなく、勉強せざるを得ない状況なんですよ。


ちょうど時間が取れるようになったので、
これからの時間は自分のためにと、
2年前くらいからセミナー受けまくり始めました。

受ける片っ端から内容を忘れてしまうので(年のせい?)、
こんなんでいいのかとあせる気持ちもありましたが、
この頃になって、あ!って、閃くことが多くなった気がするんです、やっと。


昨日はSさんにお会いしました。
点滴で命をつないでいる方です。

見ると、咳、止まんないんです。
咳が出そうで出ない時、舌が丸まって息ができなくなってしまいます。

(肺の音はきれいやし、なんでや?)


そもそもは体の可動域運動をするのがわたしの役目なのですが、
こんな息の苦しい状態で体を動かすのは本末転倒。

そう判断したわたしは、ビニール手袋装着。

「口の中見せてくださいね〜。」

Sさんの丸まった舌を伸ばしながら指を入れました。


ノドの奥、ノドチンコの下あたり、

(あれ?何これ?ザラザラ・・・)

人間の舌ってツルツルだよね? 

なんと!Sさんの舌の奥には、痰が大きなかさぶたのようになって
へばりついていたのです。

(こりゃ、刺激になって咳出るわ。)


嚥下反射が起きないように、

すりすり・・・ すりすり・・・・

固くて、ちょっとやそっとじゃ取れません。

それでも、やった後、咳が止まりました。

「静かになったね〜。」とご家族。

ティッシュペーパーを一枚一枚剥ぐように、
毎日少しずつ削っていけばやがてはきれいに取れるでしょう。



これ、去年、口腔ケアのセミナーと、嚥下機能のセミナーに出たおかげ。
技術は口腔ケアで、発想は嚥下機能で。
かさぶたのような痰はいっぺんに取らずに、毎日少しずつ・・・
そういえばこのことも講師の先生が言ってはった。。。

まわりは看護師さんばかりで同業者がいなくて心細かったけど、

やっぱ、セミナー受けといて良かった。。。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記