2014年03月04日

自分の評価で、人の命が縮んでるんだぜ。


最近、ぼやきの内容が濃くなってきているような(^^ゞ


業界話は遠回しながらも、肝の部分に触れております。
どちらかというと、そのサービスを利用する側の立場で書いています。
同業者の方が読むよりも、利用する側の方が読んだほうがピン!と来ると思います。

主張はするつもりはないので、検索されやすいキーワードや具体的な文章は
わざと入れないようにしてます。
だから題名もメインからはずしてます。

それでもこのサイトに来られる方がいるということは
よほどお困りなのではないでしょうか。
お役に立てているでしょうか。


さて、今日の日記ですが、これまた業界話です(^^ゞ

昨日はNさんのカンファレンスがありました。

もともと在宅で療養中の方でしたが、奥様が入院されたので、
介護者がいなくなるということで同時に同じ病院(市立病院)に
入院されました。

このたび、奥様がお元気になられ、ひと足先に退院。
Nさんは1週遅れで今日退院です。

で、これからは奥様のお体も治しつつとなるので、
介護の負担を軽減するため、スタッフ総動員で計画を練ったというわけです。

カンファレンスは入院先の病院でありました。

Sさんが入院してた因縁の病院ですよ。

そこの言語聴覚士の評価で、Sさんの奥様がSさんに食事の介護をするのを断念、
Sさんは点滴のみでの「みとり」となってしまったという・・・・。

はっきり言ってね、そこの言語聴覚士、キライ。

病院というところは、急性の病気になった人が入るところで、
(介護保険が始まる前までは慢性でも入ってましたが。)
そういう患者さんの評価ばかりをしている人は、“その時”しか見ずに
結論下すんですよ。

もともとSさんは3年前に初めてお会いした時に、
すでに食事に2時間から3時間かかっていたような人で、
口にパンをほおばったまま、よだれダラダラ・・・
やせほそって、車いす坐っててもひっくり返って、と最悪の状態だったんです。

それを在宅スタッフで、手すり歩行、吸い飲みでの栄養補給レベルまでもっていき、
要するに、進行性の病気ながら二次的な機能低下部分を改善することで良くなってた。

もう嚥下状態はめちゃくちゃ悪いのは、
とっくの昔に、分かっててん!!


それでも在宅の言語聴覚士さんたちは、「ダメ」って言わんかった。
なんとかしようと力を貸してくれた。


あたしゃ、今までの経過をまとめ上げ、ファックスで地域連携室に送りましたよ。
言語聴覚士も見てるはず。



・・・でも、負けました。。。(-_-;)

奥さんが「もう飲ませません。」と言いはりました。

つい3週間前までニコニコ笑って、外を歩いて、毎日坐って大好きな「サスペンス」
を見ていたSさんなのに。



昨日会ったとき感じましたわ。

白衣着て、聴診器首にかけて・・・


白衣に負けたんだ。
 



案の定、Nさんの場合も。

 固形物はトロミつけて、お茶も水も。
 ベッドは45度の角度で。
 全介助(食べさせてあげる。)

すずしい顔で自信満々に話しやがるてました。
(くやしいことにめちゃ男前。俳優さんみたいな。
 こんな人になんか言われたらそりゃ信じるやろなあ〜。)


食べてるとこで確認させてもらったら、おかずもごはんもお茶も
スプーンからタラ〜と垂れるくらい、ドロッ、ドロやった。
 
口を開けようとしないNさん。
2週間ほど前まで自分で食事してたのに・・・。


病院は「その時」をデータで評価する所。
“今できてること”を評価する所では無くなってしまったのか。

わたしは昔、学校で習いました。
「最大限にその人の残存機能を使え!」と。



病院勤務しかしたことのない治療家は一度は、

在宅の現状を見た方がいいと思います。




<追記>

病院選びはキーポイントです。

上記とは別の病院ですが、
ウチの母もあやうく老人保健施設に送られそうになりました。

裏事情知ってるから、兄や姉に説明して話しあって、
自宅に戻るという名目で退院して、その足ですぐ他の病院に連れてったの。

今?

大腿骨折ったの、嘘みたいにピンピンしてます。
30cmの段差も杖や手すりなしで上り下りしてます。

折れたの見つけてもらえずに、
痛いながらも、病室で自己トレーニングに励んでいたおかげ。
それに替えた病院が良いリハビリスタッフで、
在宅にそったトレーニングをしてくれたおかげです。


ほんと、そこのスタッフの方々には感謝、感謝ですm(__)m






posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記