2014年02月21日

あせるばかりで。


点滴だけで命をつないでいる自宅療養中のSさん。
週1回お会いしています。

昨日で退院して1カ月。

前々回くらいから目立ってきました。

手がまっ白・・・


血の気がありません。

昨日は足もまっ白でした。

先週まで支えれば歩けましたが、昨日は立つのがせいいっぱい。
足が前に出ませんでした。


車イスに坐って首から顔面、舌、口のトレーニング。
口の中が乾燥して唾液や痰がドロドロ。口腔ケアを兼ねる。


今後、3本の点滴が入らなくなったら1本に。

1本も入らなくなったら、1日おきに。

それもダメになったら2日おき・・・・

自分の体を食いつくして最後を迎えるのです。


生きさせるにはもっとできることがあるのにと思うと、

家族が選んだ方法に従い、日々弱っていく姿を見、
寄り添いきることもできず、なんとも中途半端な気持ちで、
手が離れていってしまうSさんをただ黙ってみているしかないのか・・・
この感情はどう表現したらいいのでしょう。



けっこう長いこと、この仕事やってきました。

時代の流れと変化をひしひしと感じています。

数年前まではこういう患者さんは入院してました。
今は処置が終わると院内の地域連携室なるものが、
ササッと家に帰る段取りを組み始めます。

それに伴い、わたしたちの仕事もどんどん奥深くなっていってます。

こんなことをやったらいいんじゃないか、もっといい方法があるはず・・・
なんて模索はしょっちゅう、やりたいことが増えていくばかりで
正直、結果を出せないあせりでいっぱいです。

けど、今わたしに必要なのは、なによりもスキルを高めることだと、
今のわたしはわたしでいいのだと、心に言い聞かせ落ち着かせている毎日です。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記