2014年02月08日

摂食・嚥下障害の方の「コップの工夫」


施設入所中のMさん、先週おやつの時間、
コーヒーを飲むところを見させていただいたら、
コップをしきりに噛もう、噛もうとするんです。

でも、ただ噛もうとしているわけじゃない様子。
というのも、そのコップ、四角いコップで、唇にあてにくいんですね、
吸いこむためにコップを歯でとらえて引き寄せようとしてるんです。



施設スタッフから「Mさん、飲みにくくて食べにくいんです。」
って聞いていたんで、ガーン!
なんでまたこんな形のん使ってるん!?

ご家族ならまだしも、施設が用意したって。
どういうことやねん!

おまけにコップを噛むってんで、「食べ物と間違えてる、認知症の症状や!」って。


とんでもないですね。



で、

もう見るに見かねて作りましたよ。

買うと高いし、えぐった部分が深いしね。


摂食・嚥下コップ1


摂食・嚥下コップ2


摂食・嚥下障害のある方でも、ゆっくりなら飲めて、
首の動きが悪い方には、こういうコップがいいです。
これ、業界では常識だと思う。

摂食・嚥下コップ3


介助する場合は、ある程度透き通ったコップにすると中身が見えてより楽ですよ。


昨日、持って行ったら、Mさん自分で持って飲んでおられました。

ただ、右に少し麻痺があるの知らなくて、右利きと聞いてたもんで、
取っ手が右側なの作っちゃったの。
左側のを作って、来週持って行きます。


失敗、失敗(^^ゞ




<追記>

いい施設の見分け方。
食事場面を見るのも手です。

食事の姿勢に工夫してあり、食べやすい姿勢で食べておられるか、
それだけでもスタッフが勉強しているか、連携が取れているか、
その施設のレベルが分かります。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記