2014年01月17日

Nさんのこれからに寄り添って。


昨年12月半ばに入院したNさんが家に帰ってこられました。

病院の言語聴覚士に「飲み込みの練習はできません。」と言われ、
それまで奥様が吸い飲みで飲ませておられた栄養剤や野菜ジュース、
一切摂ることがなくなり、病院では点滴のみ。

いや、在宅でもじゅうじゅう教科書では飲ませられないレベルと知っていての
吸い飲みでの摂取だったのです。
奥様とご主人のあ・うんの呼吸で、嚥下反射は起きていたのです。

病院から診れば「できない」と言われても、
それでも奥様は飲ませるだろうと病院スタッフも思っていたらしいのですが、
何がどうさせたのか、奥様はキッパリと飲ませるのをあきらめてしまわれました。
もともと延命治療は望まなかった主人ですから・・・と、
「みとり」のケアを選ばれたのです。


これからは病院のように1,250カロリー分の点滴はもうしません。
500カロリー分の点滴とビタミン・ミネラル分を1日4時間、2回に分けて行います。

(ちなみに胃ろうからの直接注入栄養は保険もきいて、
 カロリーもしっかり摂れます。栄養的には長生きできます。
 点滴は、針からなにからお金がかかるのです。)


ひと月ぶりにお会いしたNさんは、思ったよりも体は硬くなっておらず、
(筋肉が固くなる病気なのです。むしろおなかの緊張がゆるんでました。)
ひとまず安心。

けれど、自分の力だけでは起き上がったり、立ち上がることができず、
なんか表情が乏しくなったなあ〜と思って見たら、目が動かなくなっていました。

ベッド上での楽でいい姿勢をとるためにと、ご家族が見よう見まねでクッションを
買って用意していたものが、往診に来たお医者さんに「これは使えない。」と言われたと。

「大丈夫ですよ、使えますよ。」そう、使えるようにしますよ、わたくし。

こういう時、あの経験をしといてよかった・・・と思います(年のこう)。
レンタルクッションも業者によっては50円からできますし、
やっぱり家族さんだけで決めないで、周囲のスタッフに相談した方がいいです。
ピッタリしたのを選んでもらえるし、お得だし、何より楽。


・・・とまあ、こんな感じで始まったNさんのケア。

奥様が退院前に言われていた言葉、
「あかねさん、よろしくお願いします。
 これからつらいことが起こるかも知れませんが。」。

絶対、呼吸は苦しまないように最後までいきます(V)o¥o(V)



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記