2014年01月08日

言葉一つで意識や行動が変わる。


稲毛病院の健康支援科部長の佐藤先生の文章を読んで
ハッと気付かされました。

精神代謝の話です。

ざっと抜き書きします。



言葉一つで私たちの意識や行動が変わる。
医療や介護に携わる方にとって知らなければならない言葉と
精神代謝を促進させる素敵な言葉を紹介する。

「ペイシェンツ マスト ビィ ペイシェント」。

ペイシェントは患者、病者、もう一つ「耐える」という意味もある。

この一文は「病者とは耐え忍ぶ者という意味である」となる。

・・・

医療の役割は「患者さんを病院で治療すること」。

語源的に解釈してみると、病院(ホスピタル)の語源は、
「心からもてなす宿泊所」。


治療(セラピー)は、
「召し使いとして仕え、世話をする」こと。

セラピーにはもう一つ意味があって、それは、
「(心身を)温める」こと。

つまり医療・介護者の真の役割は、
「耐え忍ぶ病者を心からもてなす宿泊所で、
 召し使いとして仕え、世話をし、心身を温めること」

医者(フィジシャン)には自然を学んだ人と自然治癒力を支える人という
二つの意味があり、医者は科学(エビデンス)を信じる宗教家には
なってはいけないようだ。信じるのは患者さんの自己治癒力で、
それを引き出すのが役割。


看護師(ナース)の語源は、
「栄養、授乳する、育てる」という意味。

この語源を使ったすばらしい言葉がある。

「ナースログ」。

ナースログとは森で倒れ朽ち果てている「風倒木」のこと。
風倒木は一見無駄と思われがちだが、実は森が生きていく上で
重要な役割を担っている。

倒れた木に苔が生え、腐食した木に微生物やバクテリアが繁殖し
土地を豊かにし、そこに虫がすみ、それを食べに鳥や小動物が集まり、
その糞なども栄養として畜え、さらに水を畜える。
つまり、森に栄養を与えて看護している。

一見無駄なようでもどんな経験もナースログになり得る。




昨今、ウチの業界では「エビデンス」という言葉が飛び交い、
生き残るため、これを確立することに躍起になっている風潮がある。

自分の心持ちを振り返り、謙虚にならざるを得ない文章でした。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記