2014年01月12日

シャーロック、ワトソンと出会う!


先日、「長崎は今日も雨だった」を口ずさむTさんの話を書きました。

Tさん、2カ月ほど前だったか、ケアマネさんに向かって、
「シャーロック!!」と、数回叫ばれたんですね、
すると、ケアマネさんが「ワトソン!」と答え・・・その場面を見て、
(ああ、Tさんは、シャーロックホームズを見てたことあるんだ。)
と、思ったんです。

この間読んだ本に、老けないためには新しい事にチャレンジする気持ちを
持ち続けることが大事と書いてありました。
毎日は大変だから、一日おきに何か今までやったことのないことをやること!
ってあったんです。

で、少しでもTさんとの共通の話題をもつことができたらいいな・・・
と思ってたわたしは、(ほんじゃ、「シャーロックホームズ」読んでみっか、
見てみっか)ってなってね、今まであんまり探偵物とか推理物は興味なくって。

ネット調べたら、全作品翻訳ってのがあった。
シャーロックのは突然説明なしでキャラが出てくることがあるから、
初めから読んだ方が人物関係が分かりやすいよ、ってアドバイスもあったから、
とにかく第1作の「緋色の研究」第1章をダウンロード。

寝る前に数ページ・・・・いやー、これが実におもしろい!

やっぱこれからやね、シャーロックとワトソンとの出会いから。

シャーロックの推理過程に興味津々、これからの展開にドキドキ。。。

ハマりそう。たぶん、全作品読んじゃうと思う。


時々正気に戻るように、認知症になって自分が誰だか分かんない、迷惑かけてる・・・
って、落ち込むTさん。
でもわたし、Tさんのおかげで新しいことにチャレンジできたよー。

ありがとうー。



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2014年01月11日

寒い時の晩ごはん


晩ごはん1


おとといから昨日、めっちゃ冷えてます。
脚や腰がジーンと締めつけられる感じ。

雪が降るという予報にもなっとく。
今んとこ、降ってないけどね。


体をあっためるには、たんぱく質をしっかりとるといいそうです。

で、冒頭の写真。昨日の晩ごはん。

他、

晩ごはん2


白ネギや白菜、冬野菜もたっぷりと。


ちょっと食べすぎの日が続いてますが、
今んとこ風邪もひかず、元気ですb(*^^)



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2014年01月10日

長崎は今日も雨だった。


昨日は認知症のTさんとお会いしました。

年末、一時興奮状態で奥様に怒鳴ったり、歩きまわったりと、
ちょっと心配しましたが、お正月は落ち着いて過ごされたとのこと。
(ほっ。)

心やさしいTさんです、過激なニュースは見せないよう、
またお話もいっぱい聞いてあげてください。
つじつまあって無くてもそこは突っ込まずに。
奥さん、よろしくお願いします。


さて、昨日のTさんは、2週間開いたにもかかわらず、
わたしの顔を覚えていてくださったみたいで、
「先生、こんにちは〜。」とニコニコ笑顔で出迎えてくださいました。
(あたし、先生じゃないって。笑)

お天気の話になって、

「そういえば、Tさんのご出身の長崎は雨がよく降るんですか?
 ほら、“長崎ぃ〜はぁ〜♪ 今日もぉ〜雨ぇだぁったぁ〜♪”って歌、
 ありますでしょ?」

と訊ねると、

「いえ、そんなに降らないです。」

と、Tさん。

そのあと、Tさん、そのフレーズを口ずさむこと数回。
と、同時に顔がくしゃりと歪みます。

「なんか涙出てくる・・・。」


故郷の思い出も忘れてしまったTさんですが、
長崎出身ということは覚えていらっしゃるんですね、
若い頃に聞いたフレーズが頭に染みついていて、
感情とともに蘇る。
Tさんの心が揺れました。

歌の力って、すごいですね。



探し〜探し求めて〜ひとり、ひとりさまよえば〜

なんとか、なんとか、石畳〜

・・・なんだっけ?




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2014年01月09日

お年寄りにモノ申す。正直な話。


昨日、Yさんにお会いした。

お布団にもぐりこんで、こっぽり。。。

年末25日、「お正月はパジャマ脱いで服着替えてね〜。」とお別れしたのに、
30日にソファーからズルズルと落ちて立てなくなったとかで、
それから寝たきりに逆戻り。
わたしの顔を見て、布団の中から「今日は寒いね〜。」だって。


大布団を剥ぐと毛布がからまっていて、
それを剥ぐと綿布団がからまっていて、
さらにそれを剥ぐと首にストールがからまっていて、
ぜ〜んぶ剥いだった。

運動すりゃ、すぐしんどそうな顔になるし、
まあ2週間ぶりだから様子見ながらと思って休みを入れながら運動したら、
最後に一言、
「なんか物足りないな。」

(ほな、自分で動き!)

と、心で叫び、にっこり微笑み返すわたしであった。




<追記>

お年寄り、転んだり失敗したりすると、すぐに凹んでしまいます。
それが寝たきりへとつながるんですね、簡単に。

転ぶから動かないように、失敗するからやらないで、
なんて思っていると、あっという間にいろんなことがめんどくさくなって、
体も心も錆ついてしまいます。

大腿骨ポキリと折ってもウチの母、発見が遅れるくらい自分で動いてました。
ものすごく痛かったと思いますよ、でも人工骨頭入れた今でも
段差30cmの所、杖無しで上り下りできてます。
教えられましたね、このことで。

要は廃用性なのですよ。お年寄り、圧倒的に運動不足です。

この頃常に思います。
病気やけがをしたお年寄りをこんなに人や公費をかけて、
自分はちょっとの費用で、ここまで手厚く看てもらえる国は他にないと。
で、自分自身ではやる気がないの。
もちろん、全員そうだとは言いませんよ。

公費の部分はどんどん厳しくなってきているのに、
ちょっとお年寄り自身にも考えてもらわないとイカンと思います。



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2014年01月08日

言葉一つで意識や行動が変わる。


稲毛病院の健康支援科部長の佐藤先生の文章を読んで
ハッと気付かされました。

精神代謝の話です。

ざっと抜き書きします。



言葉一つで私たちの意識や行動が変わる。
医療や介護に携わる方にとって知らなければならない言葉と
精神代謝を促進させる素敵な言葉を紹介する。

「ペイシェンツ マスト ビィ ペイシェント」。

ペイシェントは患者、病者、もう一つ「耐える」という意味もある。

この一文は「病者とは耐え忍ぶ者という意味である」となる。

・・・

医療の役割は「患者さんを病院で治療すること」。

語源的に解釈してみると、病院(ホスピタル)の語源は、
「心からもてなす宿泊所」。


治療(セラピー)は、
「召し使いとして仕え、世話をする」こと。

セラピーにはもう一つ意味があって、それは、
「(心身を)温める」こと。

つまり医療・介護者の真の役割は、
「耐え忍ぶ病者を心からもてなす宿泊所で、
 召し使いとして仕え、世話をし、心身を温めること」

医者(フィジシャン)には自然を学んだ人と自然治癒力を支える人という
二つの意味があり、医者は科学(エビデンス)を信じる宗教家には
なってはいけないようだ。信じるのは患者さんの自己治癒力で、
それを引き出すのが役割。


看護師(ナース)の語源は、
「栄養、授乳する、育てる」という意味。

この語源を使ったすばらしい言葉がある。

「ナースログ」。

ナースログとは森で倒れ朽ち果てている「風倒木」のこと。
風倒木は一見無駄と思われがちだが、実は森が生きていく上で
重要な役割を担っている。

倒れた木に苔が生え、腐食した木に微生物やバクテリアが繁殖し
土地を豊かにし、そこに虫がすみ、それを食べに鳥や小動物が集まり、
その糞なども栄養として畜え、さらに水を畜える。
つまり、森に栄養を与えて看護している。

一見無駄なようでもどんな経験もナースログになり得る。




昨今、ウチの業界では「エビデンス」という言葉が飛び交い、
生き残るため、これを確立することに躍起になっている風潮がある。

自分の心持ちを振り返り、謙虚にならざるを得ない文章でした。



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