2013年01月22日

子が思っている以上に親は・・・


日めくり1月22日「吉凶は人にありて、日にあらず」


昨日はTさんにお会いした。2回目。
深部静脈血栓症のため下腿はパンパンに腫れている。
体の前で両手を重ねて一本杖をつきながら、足を床に擦って歩かれる。
一歩が5センチあるだろうか。

1回目、室内用の四点歩行器(前に車輪つき)を勧めたが、
たまに千葉から来るお嫁さんや息子さんいわく、
「せっかくお母さん歩けるのに歩行器なんて使ったら歩けなくなる。」
と反対の意向。とりあえず、こんなのですとカタログのコピーを渡すのみ。

本日、お嫁さん、息子さん千葉帰宅中。ゆっくりと、Tさんご本人とお話ができた。
昼間はいいのだが、夜はおしっこがしたくなってから目が覚める。
だから、この歩くスピードだと間に合わない。パットを何枚もはさんで対処していると。
「嫁や息子はいつも見てないからわからないのよ。」と。

次回にはまたお嫁さんとお会いできるので、夜だけでも歩行器を使うことをお勧めする。
さいわい、なにかにつかまれば脚はしっかり上がるほど筋力はあるので、
この能力を生かさない手はない。歩行器使用のメリットをしっかり説明しよう。


今回のTさんに限ったことでなく、今までたくさんのお年寄りにお会いしてきて思うこと。
80歳を過ぎると1年が3年くらいのスピードで体力が落ち出す。
そして85歳になると、これがまた節目、ガクン!と一気に落ちる。
1年、1年が、やっと、なのだ。

娘や息子、嫁は、家族の欲目というか、親はまだまだ元気でやれると思いたいらしい。
しかし、はたから見ると、そろそろ限界ギリギリ・・・そういうことが多い。
補助具使用や家屋改造をするのに、本人よりも家族をその気にさせるのが難しい。

親は子に遠慮しているので(ものすごく!)、なかなか言い出せないでいるってこと、
「長生きして家族に迷惑かけちゃって・・・。」って、皆さん、よく言われる。
ケアスタッフにポロリと。



posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記