2012年04月28日

それは日本でもすでに明治の時代からあった。


明治・オステオ



明治40年に出版された催眠術治療の教科書の後半に載っている記事である。

著者の中山氏は明治37年、新渡戸博士の邸宅でアメリカ人女性から
施術を受けたと書いてある。

(新渡戸博士とは「武士道」の著述で有名なあの新渡戸稲造氏のことか!?)


読み進めて行くと、新渡戸博士は明治30年頃、著しい神経衰弱に陥り、
医師に養生するよう勧められたが、日本にいては休めないからと
アメリカの田舎町に一時滞在、療養していたそうだ。
(あとで調べてみると、「武士道」はそのアメリカ滞在中に書かれている。)

その時にたまたま受けた施術で、右手をポキリとやった。
なんと!それだけで、20分も座っていれば汗びっしょりになって、
とても坐ってられなかった症状があっという間になくなった。
一瞬にして治ってしまったのだ。


博士はこの新療法を日本にも広めたいと、施術者と懇親の女性が
新療法に素養があるのを見込んで、彼女が看護婦学校を卒業するのを待って、
新療法を習得したうえで、日本に同行、帰国した。
そして自宅で開業させていた。



この文章の締めくくりには、催眠術家たちもこの療法を修得し、
催眠術治療に改良を加えることによって、難病も根治し、
名声を得て、一大金儲けしようと書いてある。



明治の時代からあらゆる療術家たちを魅了した新療法。
果たしてその後どのような経過をたどったのか?

治療にいたる考え方は、明治の時代にすでにあった。
こんなに自然で、画期的な結果の現われる療法なら、
今頃、日本中、いや世界中、人類の守り神のように
あたりまえにどこの病院でも行われているはずなのだが・・・。





posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記