2012年01月10日

伊藤若冲、スゴイ!


昨日の、嵐の大野さんがナビゲーターをなさっていた
伊藤若冲の特集番組は凄かったなあー。


知らんかったー。

ただ鮮やかな力強い画だとしか思ってなかった。

ところがどっこい、0.数ミリの細密描写の世界だったとは!


そして、計算されつくした色の操り方!

どんだけ心身使い果たしたの!?

すごい!

かっこいい!

そんな言葉しか出てきーへんわ。

いっぺんにファンになっちゃった。



↓これなんか、近年の研究で金色使ってないことが分かったんだって。

でも、どうして金色に輝いて見えるのか?

絹地に表から白塗って、裏から黄色、そして、ベースの台に黒の布を張って・・・

金色に見える原理を分かりつくしていたのでは?

ということだ。


若冲は、それまでは表から白を塗ったら裏も白を縫ってと、
同色しか塗らなかった時代に、表裏違う色を塗る、
そんな技法を使っていたそう。

若冲1


この技法もスゴイ。

鶏の羽。

若冲2


「筋目描き」という。

若冲は、この技法を水墨画に使った。

筋目描き2


筋目描き3


筋目描き1


それまでの水墨画は、輪郭を黒く縁取った。

しかし、若冲は墨をにじませることでそれを表現した。

(というのは・・・色鉛筆で描いてみた。)

右が普通の方法。

左がにじませることで描く輪郭。

筋目描き4


墨が染み込んで周りに水が染み込む。

そこにずらしながら重ね塗りすると、水が含んだ所には墨が入らない。

そうなるには、紙の材質から違わせなばならない。

若冲は中国の紙、ワラが密に詰まった紙を使った。

しっかり墨を吸う。

和紙ではこうならないのである。

そういうところまで読みつくしていた。



また、「筋」の太さは筆を運ぶスピードで変わる。

細い筋、太い筋の描き分け。

だんだん細くなる筋なんてもある。



絵具、紙・・・こだわり抜いたもの。

財力があったからこそ、のことだろう。

生涯結婚もせず、来る日も来る日も鶏を眺め、
画ひとすじの人生だったらしい。



とにかくスゴイ!

こうとしか言いようがない。

若冲の画、もう とりこだ。




<追記>

検索してたら、「動植綵絵」の人気投票まであった!

小さい画像だけど、30点ずらりとそろって、圧巻!

http://www1.icnet.ne.jp/take/jyakuvote.html


↓この方のブログは、「動植綵絵」全部載せてるうえ、
拡大図もあり。

クリックすれば大きくなるし、すっごい手間かかったと思う。

http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1902


ネットに載せるうえで、いろいろ問題もあるだろうけど、

そんなんどっかとっぱらって、

やっぱり若冲作品のこの凄さ、世界中の人に知ってほしい。







posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記