2011年05月20日

うれしい・・・という言葉


昨日、第3木曜は範士の指導がじきじきに受けられる日。

参加者が順番にひたすら体配(演武の基礎)を繰り返す。

1回目は、範士が黙って見ておられる。

終わったら、気がつかれたことをコメントしてくださり、
その後の2回目、3回目は、引き手のところに行って
アドバイスしてくださる。


何のための練習か!ただの中(あ)てっこか!」

「自分が注意されたことは、すぐできんかもしれん。
 でも、直そうと意識しろ!」

「相手との間(ま)、自分の間、全体の間、動作をそろえろ
 自分がやりやすければそれでいい、なんて考えはない!」


ゲキが飛ぶ。


言われたことは絶対守る。習得する。


真剣よ、そりゃもう。

だって、二次試験の後の大前(グループで先頭に引く人)さんの顔が
忘れられないもの。

大粒の汗が顔じゅうにどろっどろに流れてたあの顔が。

あそこまで真剣にやれなかった自分。

私の生き方はすべてに対してこうなんだと分かったら、
もう試験の前までの場所にはいられない。


終わって、皆がお茶の準備に取りかかっているなか、
仕事に行くために先に帰り支度を始めた。

範士に「どうもありがとうございました。」とあいさつに行くと、

弓が引けてうれしいやろ?」と範士が。

「楽しくなってきたやろ?」

「ハイ。」と私。


「分かるよ。良くなってきたよ。」と範士。

「ありがとうございます。(弓が引けて)うれしいです・・・。」



うれしい・・・・

弓が引けてうれしい・・・・

うれしい・・・・そうだ、うれしいんだ・・・・




涙がこぼれた。


年とるといけねぇや。

すっかり涙もろくなっちゃってさ。。。




<追記>

たいていみんな「(合格できなくて)くやしいやろ?」って言う。

それ、違うんだ。

矛盾するようでおかしいかもしれないけど、「うれしい」んだ。

自分ののびしろを見つけた

それって、弓を引いてたから分かったんだよ。





posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記