2011年04月19日

4月17日酒井雄哉大阿闍梨講演備忘録〜その1〜


あれは2年前でしたか、いや、もう3年近くなりますか・・・
私、比叡山延暦寺に行ったんですね。
本当は、酒井大阿闍梨がいらっしゃるお寺に寄りたかったのですが、
そこは山の中。
さすがに知らない山道を1人では歩いて行けませんでした。
阿闍梨さんは、夜中に一人で歩き続けておられるんですよね。

さて、昨日の続き。
以下、講演会のあらすじです。
話し言葉はイメージで。。。


「夜中に一人で歩いていると怖くないですか?」って聞かれる。
あ、黒い影が見えたなと思ってふりかえると何もない。
そんなことはあるよ。でもそれは怖いことない。
日頃誰もいない山道でしょ。
ひゅっと人間に会ったら、怖いよ〜ぉ。(会場爆笑!)

毎日同じ場所を歩いていると同じ形で歩くようになる。
気がついたら、前にある足跡が同じところにあるんだな。

うちの犬なんか、いつも同じ時間にお経をあげていると、
ある日用事でその時間がズレた時、玄関に来て待っているんだな。
お経をあげろって。

人間も動物と同じ。
同じこと繰り返していると、同じように動くようになるんだ。


ぼくが行った寺(今、そこで住職となられている。飯室谷不動堂長寿院のこと)には、
老僧がいてね。昼間っからお酒を飲んでた。
お酒を飲んでいるとね、眠くなってね、昼間も寝てるんだな。

ある日、池の中にあった弁天さんと宇賀神さんが無くなってるのに気がついて、
老僧に「弁天さんと宇賀神さんが無くなってます!」って言ったら、
「無くなってはないだろう。誰かが持ってったんだから。。。」て言うの。
「どこかにあるよ。」って。
「気がつかなかったんですか?」と言うと、
「俺は悪いことない。持って言った奴に文句言え。気がついた奴が何とかしろ。」ってんだから。

それがね、世の中上手いことできているもんで・・・

ちょうどそのころ、ある信者さんが、
家のもんが「こんなもの残されてもどうしようもない。」言うんで、
弁天さんと宇賀神さんをもらってくれって来られたわけよ。

いやー、もうのどから手が出るくらいだったのをね、
「それは困りますなぁ・・・・うーん・・・しょうがない預かりましょう。」
ってね、もったいぶって。(会場爆笑!)

だからね、実は、今あるのは昔からお寺にあるもんじゃないのよ。

ほんで泥棒が入ってぶっそうだからってんで、犬を飼ったの。

まあ、物事にこだわらないようにしましょうってこと。

いい加減は、いいあんばいってこと。

昔はね、東京の方から来た人にお茶を出すと、関西のお茶は小さくてぬるいっての。
東京の方では、熱くてでかい湯のみで飲むのね。

で、関西の人に出すときは小さいので濃いーの。

ええい!こうなりゃ、混ぜちゃえ!って。
薄く出る葉っぱも濃く出る葉っぱも混ぜて出すようにしちゃった。
そしたら、おいしいって。

いい加減にしたら、文句言われないのねー(会場爆笑)

片方にこだわらないこと
これを「中庸」っていうんだけどね。

前に飼っていた黒い犬がに着いてくるようになって。
難所もあるから「着いて来るな!」って蹴飛ばすんだけど、着いて来るんだ。

途中、川があって、そこは以前は丸木が2本渡してあるだけだった。
怖くて通れないんだな。僕が渡ったのを見て渡ろうとするんだけど出来ない。
置いていこうとしたんだけど、野犬にでもやられたらかわいそうだと思って、
橋を戻ったんだ、犬を助けるため。

行者は戻っちゃいけないのに・・・。
誰も見てないから・・・・。(会場爆笑)

で、抱きかかえて渡ると犬が「ざまあみろ。」と言わんばかりに・・・(会場爆笑)




はい、今日は長くなったのでこれまで。続きはまた明日。手(パー)


posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記