2011年02月11日

尊敬する人、Sさん。

昨日、弓道場でSさんと話していて、やっぱりSさんはすごいなーと思った。


Sさんは、85歳。わが道場の副会長である。
私たち下っ端にも、「・・・いらっしゃるの?」「・・・なさるの?」
と敬語を使って話してくださる。
会社にお勤めの時は、お茶と剣道をやっておられたとか。

膝が悪くて少し曲がったまま。立つ時痛むらしい。
「痛い。」と言いながらも電車に乗って隣町から通って来られる。

前にも書いたが、2年くらい前まで10年間、
パーキンソン病で寝たきりになった奥様の介護をしておられた。
その間、弓の練習は週に2時間くらい。

にもかかわらず、「弓の冴え」は道場では1番だ。
離れるときの軽さ、弦音、引いた後の伸び、
範士八段である会長が、「上手いなぁ。。」と首を振り振り絶賛する。
10年間昇段試験を受け続けていたら、まちがいなく範士になって
おられたことだろう。


そのS先生が昨日、私に尋ねられた。
「Mさんが来られてないね、どうしたんだろう?」と。

「電話番号知ってる?」
私は「知らないんです。」と答えた。

すると、
「1週間、顔見なかったら、電話入れないとね。仲間だから・・・・。」

そして、
「僕は退職して20年以上経っているけど、
 今でも月に1回は、退職した会社から電話をもらうよ。」と。

へぇぇぇーーー!

以前他の男の人から、会社のつきあいなんて退職すれば
すたれてしまうもんだと聞いた。
それなのに、20年以上も電話が続いているんですか!?

Sさんって、よほど慕われていた上司だったんですね!


それにしてもSさんから仲間って言葉を聞いた時はビクッとしたな。
上の方からそんな意識の言葉は聞いたことがなかったから。

Sさんは、ほんと、みんなを大事にしてくださるんですよね。。。


posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記