2010年12月28日

いい加減な先輩



「あかねさん、ちょっと分からないことがあって・・・。」


職場の後輩のSちゃんが、じっと見つめて無表情で言う。

(おいおい、またどうしたんだい?)


「Hさんの奥さんが、主治医は誰にしたらいいかって
 ○○病院に電話しちゃったんですよ。
 それで、その返事の電話を私にするようにって、
 その病院の人に言っちゃって。
 
 それでさっき、どういうことですか?って、私に電話が来て。
 事の次第を説明したんですが。。。
  
 これって、奥さんがおかしいですよね。」


????

(なんや、どうしましょう?じゃなくて、奥さんがおかしい?って?)


私たちの仕事は主治医から指示書というのをもらって、
その指示内容にしたがって(実際の内容はコチラにお任せだが。)、
仕事をすることになっている。

で、よくよく聞くと、Hさんは、病院を転々としていて、
主治医が未だ決まってないらしい。


Sちゃんは、作りたてで未だ名前や生年月日、既往歴や現病歴を書くはずの
扉のページもついていないHさんのカルテをペラペラめくり、
ときどき、「ああもう!」と言わんばかりに口を尖らせる。


「奥さん、電話したかったんやろ?それでいいんちゃう?
 それはそれで、そのまんまにしておくのも手やで。」


Sちゃんは、目をテンにして一瞬私を見つめた。
 
「もういいです。」

(ありゃ、あたし、いい加減な返事しちゃったかな・・・?)


そのあと、Sちゃんは管理者のI係長に奥さんの電話の件を報告。

私が仕事を終えて帰ろうとカバンを持って立ったとき、
I係長がHさんの入院していた病院に電話を入れた。
Sちゃんがかじりついて聞いている。

(ほぅほぅ。。。)机にカバンを置いて、耳をそば立てた。

Hさんの知らなかった情報がわんさか出てくる。


電話が終わって、Sちゃんが、

「あかねさん、待っててくださったんですか?スミマセン。」って言うから、

「ああ、なんかおもしろそうな話だなって思って。」(笑

って答えたら、Sちゃんが首を絞めるマネをした。


ははー、なんていい加減な先輩だ。



<追記>

夕食を食べた終えた頃、Sちゃんからメールが来た。

Hさんの件で、遅くまで引っ張ってしまってスミマセンでした。

あかねさんの言った『なるようにしか成らないよ』って言葉、
胸にズキーンと響きました。

ありがとーございました。



(あの。。。あたし、そんなこと言ってませんけど。。。)

返事を送った。


主治医も決まってなくて、指示書も未だ・・・
この時点で●●(私たちの職種)が行く・・・・あれ?と思いました。

管理者が先に手続きしてくれてないと・・・というか、
主治医を誰にするかなんて話は、
「サービスを受けるときには医師からの指示書が必要だから、主治医を決めましょう。
こちらからこういう手続きをします。奥様はこれこれを準備してくださいね。」
ってきちんと契約時に奥さんに説明しておかないと。

してないから、奥さんがあわてはったんやろね。
だから、奥さんがおかしいですよねって、話にはならないんじゃないかな。。。。と。
奥さんなりに動いてくれたんだよ。

なんかことのいきさつはよー分からんかったけど、
未だ扉のページができてない未完成のカルテを持っていたのを見てそう思ったよ。
複雑な手続きは、I係長に全部、任しちゃえ!(^^)

今日は大変だったねー、お疲れー(^.^)/~~~



Sちゃんは、このメールを読んで目からウロコだったって、
昨日はHさんの契約時にI係長の同伴で伺ったこと、
確かに契約時にそんな話をせんかったってことなど、
いっぱい書いて送って来た。

Sちゃんには、「相手のことを考える」という新しい発見だそうで。
なんか、いい加減なコメントばかりしたのにいいんかな?


こりゃぁ、これから先、あんまりいい加減なことは言えんなー(^^;ゞ
 




posted by akane | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記