2010年08月24日

注文の多いお客さん


仕事先の85歳のYさん。学生寮のオーナー。
このブログでも何回か登場した豪傑女性。
スタッフの間ではわけのわからない注文の多いお客さん
ということで嫌がられてる。

2年の間に左右の大腿骨を3ヶ所折ってるのに、
杖歩行できるまでによみがった強い意志の持ち主。

普通、その年齢だと気持ちが弱くなって、寝たきり、
もしくは、車椅子生活になってるところですわ。

やったらいかん!って言ってても、こっそり動きまわるから、
2回目の骨折のあと、2ヶ月してまた転んで3回目の骨折。

約束も守れない、そんな人こっちからお断り!って、
いったんおつきあいを断ったが、
再三の問い合わせに、月2回と断定してお会いすることに。

「よく(Yさんのところに)行けるね?。」と周囲のスタッフは言うけど、
実は私、嫌いじゃないんだ、こういう人。

わがままなことを言っているようで、実は理にかなってることを
言ってるんですよ。
結構、我々サービス業に従事している者の甘い部分を指摘してくるんです。

サービスを提供しているようで、自分たちの思いどおりにやろうと
しているところが、Yさんには見え見えなんでしょう。
要するに、サービスしている方が、お客さんに甘えてるってことを
教えてくれるんですよ。

昨日は、先日、有馬温泉の某旅館に行ったときの話をなさった。

障害があるということで用意された部屋は、暗くて、みすぼらしくて
思わず、「部屋を変えてください。」とおっしゃったそう。

旅行というのは、自分の日常の生活よりも上の生活を味わえるのが
何よりもの楽しみなのにってね。

そしたら2階の部屋を用意されたけれど、エレベーターもなくて
階段を上るのにひと苦労。脚がとっても痛かったと。
(できれば階段はまだあんまり上って欲しくない。)

食事も部屋食ではなくて1階のダイニング。
脚が悪いって分かっているんだから、2階まで運んでくれたらいいのにね。


「あなたの言うとおりにしていれば良かった・・・。」と、
私との約束を守らなかった後ろめたさからか、未だに
私と目を合わそうとしないYさん。

とってもかわいい素敵な方です(^^)


posted by akane | Comment(0) | 日記