2010年02月02日

「おしゃべりマジック」

マギー司郎さん。 20代の頃、電話帳で見つけた芸能プロダクションに所属して、 派遣された所がストリップ劇場。 そこで、約15年間、2万回にもおよぶステージをこなした。 ストリップ劇場でのマジックは添え物で、 寝ているお客さんも多かった。 “寝たお客さんを起こさない芸”もあるなあと思った。 安らいでもらうことが究極なんじゃないかと思った。 ちょこちょこ移動しては、起きているお客さんの前に行って芸をする。 お客さんにラクでいてほしい。 退屈させないようにと、新聞や雑誌を配る。 それがおしゃべりマジックの誕生であり、人気を博す。 マギー氏は、芸には「これだ!」という最終的な答えは無いと言う。 昨日、このブログでたびたび書く元教師のYさんと会った。 (おちゃらけ先生、他。) Yさんとは、これまで、仏教の話や世界史、教育、小林秀雄氏や 文学の話、果てはY談ジョークまで、いろんなことを喋ってきた。 白熱して、仕事の作業が半分、あとはおしゃべりというときもある。 昨日も互いにジョークの連発。 「Yさんは、何が“好物”ですか?」と尋ねてから、ん?と思って、 すかさず、「“女性”のことじゃないですよ。」とちゃかしたら、 Yさん、ガハハハハ(笑。。。。。 大ウケ。 かなり失礼なこと言っていると思うけど・・・・。 その後、いっしょに歩いた。 Yさんは、左半身がマヒしているので、右手で杖をつき、 左足は補装具をつけて歩く。 眼振もあるので、常に体が細かく揺れる。 歩くには、気を遣い疲れるのだと思う。 自らはあまり歩こうとしない。 けれど、昨日は違った。 装具をつけずに歩いてみようと勧めると、 すっと歩き始める。 廊下を歩くと、いつもはUターンして戻ろうとするのに、 お風呂場の方へ向かって歩き出す。 浴室の出入りの練習(段差越え)をすると言う。 何かがYさんを動かした? もしかして、これが、おしゃべりマジック? 「星の王子さま」の話じゃないけど、 本当に大事なもの、必要なものって、目に見えないんだね。
posted by akane | Comment(0) | 日記