2009年11月13日

心の奥のもの

昼頃から雨だって・・・・。 また、寒くなるのかな? 昨日一日、自分を自分で無くした。 掴みどころのないモヤモヤした気持ち。 それが知りたくて、心から離れた。 周囲の会話、仕事、自分の行動・・・・ あらゆるものを距離を置いて見つめた。 おとといの晩から、範士に言われた言葉が 引っかかってしようがなかった。 なぜ、そんな気持ちになってしまうのか、 あらゆる記憶をさかのぼって、 自分を納得、理解させようとした。 あがいてもどうしようもない。 少しずつ成功体験を積み上げていって、 自信をつけるしかないことは分かっている。 でも、気持ちが静まらない。 書いたら、楽になるかもしれない。 できるだけ重くならないように書きたいと思うけれど、 ダメかもしれない。 弓道場の隅に、弓を立てておく場所がある。 その一角が、ついたてで仕切られていて、 傍からは見えなくなっている。 片方は見えていても、誰と喋っているかは、 分からない。 そこで作業していると、よく、範士と居合わせる。 二人だけの会話をする。 おとといは、演武でのミスが多くて、 恥ずかしくて顔を合わせたくなかった。 だから、範士が声をかけてくださったが、 何をおっしゃたか覚えていない。 「今日はいいとこナシです。」と答えた。 「いや、(練習時の)二本目は良かったよ。  中るようになってきてるし、(試験は)大丈夫。」 「ありがとうございます。」・・・・・ 嬉しいはずの「大丈夫」という言葉が、 チクリときた。 技術的なことは、中りが落ちるのを覚悟で練習し、 修得してきた。納得している。 ただ、問題は・・・・・ 「大丈夫」と言われて、「大丈夫」でなくなる理由・・・・ 精神的な問題。 潜在意識の問題。 受かった後の環境の変化。 称号という重い責任。 増える行事参加。 束縛される時間。 個人として守らねばならない生活、 仕事の時間。 本当に私は試験に受かることを望んでいるのか? 心の奥底から望んでいるのか? 心のどこかで、「今が精一杯なのだ。」と ブレーキをかけている自分がいる。 なんでこんなに悲観的なのだろう。 どうしてこんな考え方しかできないのだろう。 幼いころからの生い立ちや、 その時々で自分の考えたことを思い起こしてみた。 一度、そこから離れたい・・・・と思った。 本を読んでみた。 周りの人が話しているのを内容でなく、 その人の気持ちに寄り添いながら聴いてみた。 自分の心を遠くに飛ばした。 いろんな心が見えた。 ねたみや恨み、やさしさ、いたわり・・・・ いろんな感情が渦巻いている。 心が動いて世界が動いている。 自分は逃げているんだと思う。 踏み出したことのない世界に、 まだ味わったこともない世界に、 行きたいと思いながらも自らが努力することを めんどくさがっているのだと思う。 誰かがラクに連れて行ってくれることを望んでいる。 射は仁の道なり。射は正しきを己に求む。 己正しくしてそして後発す。発して中らざるときは、 則ち己に勝つ者を怨みず。反ってこれを己に求むるのみ。   試験に受かることが最終目標ではない。   まずは、見たこともない世界に一歩踏み出すことだ。 <追記> 書いてみてスッキリ。 これでいい。 minamo (↑10月に興福寺近くの池で撮影したもの。) (水面に写る美しい景色。ありがとう。)
posted by akane | Comment(0) | 日記