2009年10月24日

ひとり旅?阿修羅に会いに?

お帰りなさい、阿修羅。 春から秋まで、東京、九州と長い旅でした。 帰ってこられたら、ぜったいぜったい会いに行くんだと 決めていました。 昨日、その夢が叶いました。 通常は、国宝館のガラスごしでしか見られない阿修羅立像。 特別公開により、お堂で、それも50センチくらいの間近で 見ることができました。 asura1 それでは以下、「興福寺」参詣レポート。 奈良までの直通電車が3月に開通。 なんて便利なんでしょう! 乗り換えなし、1時間ちょっとで近鉄奈良駅に到着。 北の大通りを歩いていく方法もありますが、 今回は、貫主おススメ、南側の裏参道を 歩いてみることにしました。 駅の右手の商店街を通り抜けます。 asura2 なにかめずらしい地元の食べ物はないかとキョロキョロ。 途中、こんな建物が! asura3 なんと階段上の重厚な作りの建物は、幼稚園! さすが奈良! アーケードを抜けて、左折。 ゆる?い上り坂。 asura4 5分ほど歩くと、分かれ道。 asura5 突き当たりは、猿沢池。 ほとりをぐるっと回ります。 左に写る三角の屋根は、興福寺の三重塔。 asura6 右側に視線とずらすと、五重塔が見えます。 asura7 水面に映る影が対称的。美しい。 ・・・・・・手前には? なかよく甲羅干し。 asura8 さ、ぐるっと周り、いざ、興福寺へ! 見えるは、五重塔。 asura9 ぜひ上りたいと思っていた52段の階段。 ここで煩悩を捨て去り、心清らかになってお寺へ入ろうと 考えて来たのに、ただいま工事中。 来年の3月まで続くそうです。 asura10 階段の前は、道路を挟んで、興福寺の南入り口。 asura11 すぐ右横に、五重塔がそびえ立つ。 asura12 左には、南円堂。 1789年に再建されたもの。 asura13 南円堂から振り向くと、長い行列が。 阿修羅が公開されている仮金堂への列。 左は、来年再建予定の南大門跡。 広い! asura14 阿修羅は後にしよう・・・・・。 皆と反対のコースをとる。 南円堂の左手階段を下り、三重塔へ。 asura15 三重塔から北円堂へ上る。 国宝の弥勒如来像と無著・世親菩薩立像、 四天王像が公開されている。 asura16 ここは、入場まで50分くらい列についた。 ちょこちょこ歩きしながら、一冊、新書を読みきる。 本を持っていってよかった。。。。。。 でなきゃ挫折していたかもしれない。 やっとお堂の近くに。 柱がギザギザでした。 年月とともに変化したものかと思いましたが、 根元を見ると、木の表面の形に合わせて、 土台の木が削ってありました。 asura17 堂外をぐるっと回って中に入ります。 法相宗(ほっそうしゅう)の祖師、 無著・世親菩薩立像は、妙な存在感がありました。 運慶作。 四天王が踏み潰していた邪鬼の姿が 今にも動き出しそうでしばらく見入りました。 さ、次は阿修羅に会いに行きます。 その前に気合いを入れねば。 時間も12時半。 いったんお寺を出ました。 お寺の南側、かつては花街だった(なんでお寺の近くに?) 商店街で見つけました。 お昼は、やっぱこれでしょう。 asura18 柿の葉ずし。 地元で食べると、酢が効いてましたよ。 腹ごしらえをした後は、 いよいよ阿修羅の仮金堂へ。 また列が大変かなあ・・・・・と そろそろと入り口へ。 (え!これ、ほんとに入り口?) な、なんと、並ばずに入れましたっ! ウソみたい。。。。。 順番抜かししちゃったかな?と 周りを何度も見直しましたが、列なし。 時間をずらすと上手く入れるみたいです。 お堂の中は、仏像の並ぶ向かい側に段が作ってあり、 後ろの人も見やすいように工夫してありました。 しっかり見れますよ。好きなだけ。 阿修羅を含む八部衆、十大弟子像6体、四天王像、 釈迦三尊像・・・圧巻です。 阿修羅像は、お堂のまん真ん中で、 3.6メートルある釈迦如来像の真正面に置かれています。 想像していたものより、小さくて(153センチ)、 大人の女性よりも細い腕をしており、 はかなくて、華奢で今にも折れそうな像でした。 それでも、たくさんの像の中で、 ひときわ目を引きます。 というのは、阿修羅の皮膚感が生々しいのです。 生まれたばかりの赤子の肌のような、 血管が透けて見えるような薄い皮の顔、腕。 ほのピンクの蓮の花が、月明かりに白く、 ぼうっと浮き出てくるような存在感を放っているのです。 写真では、この感じは伝わってきません。 一体で展示されても分からない感覚だと思います。 もし、もし、行けるのなら、ぜひとも体感していただきたい 感覚です。 さて、心引かれながらも、仮金堂を後にし、 東金堂へ。 向こうに見えるは、五重塔。 asura19 室町時代の建物です。 素晴らしい寄棟造り。 asura20 こちらは、銅造りの薬師如来像にお参りして、 次に国宝館へ。 天井までとどく千手観音像を拝観。 金剛力士像 阿形(あけい)、吽形(うんけい)、 などに感動しつつ、出口へ。 左手は北の大通り。 帰りは大通りを歩いて駅に向かいました。 asura21 はい、これにて、レポート終了です。 日本晴れの爽やかな一日。 満足。満足。 あ!本堂に行くの忘れた。。。。。(^^ゞ <追記> 気がつけば、仏様の写真が一枚も無しですね。 お堂の中は、全て撮影禁止。 スケッチも禁止。 そういうわけなんです・・・・・m(__)m それにしても見事に無い。
posted by akane | Comment(0) | 日記